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学生キャッチコピーコンテストブログ

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2007年10月02日

 ■ CM制作秘話①~オリックス・クレジット編~

学生キャッチコピーコンテスト事務局の出口です。

今回から3回にわたって、オリックスグループで放映しているCMの話を紹介します。
第1回目はオリックス・クレジット「VIPローンカード」のCMです☆

広告制作などに興味のある方は必見ですよ!
どうやって「やばっ、グッときた」CMになったのか、
オリックス・クレジットのCM担当のこの方からお話しいただきましょう!

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こんにちは。CMの担当をしておりますオリックス・クレジットの篠原と申します。

あれれ?と思った方がいるかもしれませんが、篠原涼子さんじゃありませんよ。
ただの同姓+篠原涼子さんと誕生日が10日違いの同い年の者です。(本当)

突然ですが、当社のCMのキメ台詞はご存知ですか?
わかりましたか?「やばっ、グッときた」のCMですよ。

現在、このキメ台詞を使ったCMが「秘書篇」「手品篇」「休暇篇」の3作品あり、
関東・関西・中京地区を中心に放映をしています。

そのCMに関する話を少ししてみます。

まず、基本的な話から。
皆さんはご存知ないかもしれませんが、金融業界のCMは、他業種と違い、自由な内容で
作る事ができません。
アウトラインとして、一番重要なのが、
必ず計画的な利用や利用する際の注意を喚起する「啓発広告」でないといけません。
カンタンに言って、商品を売り込むCMはできないと言う事です。

次に制作の過程。
通常、CMを作る前に重要なのが、「何を伝えたいか」とか「どんな風にしたいか」などを
決定することです。いわゆる、、「コンセプト」と言うヤツです。

この部分は、制作を依頼している広告代理店のクリエイターやディレクター等の
制作スタッフたちと、納得いくまで議論します。

企業秘密なので、詳しくは言えませんが、当社の場合は、

①他社のCMとは差別化を図りたい

②当社の会員様と同じ考え方やライフスタイルをお持ちで、
まだ会員になられていない方に見てもらいたい

③啓発広告でありながらも、何かを見ていただいた方の頭に残したい

大きくこの3つが貫けるコンセプトをみんなで探し、実際の制作に入ります。

そして、制作。
みんなで作ったコンセプトを基に、クリエーター達が、ストーリーをいくつか作り、
絵コンテにした上で、更にアイディアを加えたり、修正したり、最悪はボツにしたりします。

この作業が終わると、ここが一番辛いところで、絞った絵コンテ案をCMを審査する団体に提出します。

これがまた審査が厳しく、妙案があっても、なかなか思うように審査が通過しません(泣)
審査が通過しない理由は、啓発広告じゃないからという理由が多かったりします。

例えば、コメディー的で面白い内容だと、お金に対する感覚がゆるみ、若者が安易な借入れをしてしまう要因になるとか・・・

また、15秒あるCMでも、自由に15秒を使えるわけではないのです。
いろいろな規制があり、当社の場合では9.5秒程度しか自由に使えません。
9.5秒の間にひとつのドラマを作るというのは至難の技なんです。

こんなやり取りをしつつ、この審査が通ると、やっと撮影に向けた準備に入り、監督たちと最後の
演出の打合せをしたり、ロケ場所を決めたりして、撮影をします。

撮影風景


撮影後も、映像の編集や音入れ等、いろいろな工程を経て、
CMを審査する団体に最後の申請をします。
最終審査が通って、やっとお披露目という流れです。

金融業界のCMは、意外に手間隙かかった作品なので、チャンスがあれば、
いろいろ見てみて下さい。
目が肥えてくれば、制作者の意図もわかるかもしれません。


最後に、キャッチコピーコンテストに応募される皆さんにヒントになればの話を。

先ほどの、他社との差別化の話ですが、
銀行や消費者金融などのCMと差別化を図りたいということで、当社では、
他社CMとの広告で一線を画すテイストにする手法をとってます。

一例をあげると、他社で使用している啓発文言に「ご利用は計画的に」という言葉がありますが、
当社としては、絶対にこの言葉を使用しないことにしました。

そこから生み出されたコピーが、「ゆとり」という言葉です。
この意味は、計画性をもつ=ゆとりをもって、ムリはしないという言葉に換え、
ゆとりなく、バリバリ働く篠原涼子さんが、上司との掛け合いの中で、ゆとりを感じるシーン
表現する事にした訳です。

やばっ、グッときた。


この対比から、「計画性をもちましょう」と直感or間接的に感じてもらおうとしたわけです。

結果として、マーケットリサーチを行うと、当社のCMは他社と違った感じに映っており、
高評価を頂いております。

ただ、商品性質上、オフィスの中のヒトコマにしたかったので、
学生の皆さんには縁がないシーンとなっており
具体的な想像が導けたかは、わかりませんが・・・(汗)

当社のターゲット顧客に響く、よりよいキャッチコピーが出てくることを、楽しみにしています。

オリックス・クレジット
営業推進部 篠原

投稿者 inforeal : 2007年10月02日 15:37

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